乙4

乙4 法令で落ちた人へ。15問中9問を取るための「数字+理由」の覚え方

法令は「15問中9問」。問題数がいちばん多い科目

乙4の法令は15問で、合格には9問(60%)の正解が必要です(消防試験研究センターの公表)。3科目の中で問題数がいちばん多く、範囲も広い科目です。

数字をばらばらに覚えると、本番で「どっちだったか」と迷いやすくなります。法令は、数字と理由をセットで覚えると崩れにくくなります。

覚え方1:数字は「理由」とセットにする

指定数量:水に溶けると2倍

第1石油類のうち、水に溶けないガソリンは200L、水に溶けるアセトンは400L。第2・第3石油類も、水溶性は非水溶性の2倍です。「第1〜第3石油類では、水に溶けるほうが2倍」と1行でまとめて覚えます。詳しくは「乙4の指定数量の覚え方と、倍数計算の解き方」。

保安距離:相手ごとにセットで

保安距離は、火災や爆発のときにまわりの人や建物を守るための距離です。住居10m、高圧ガスの施設20m、学校・病院など30m、重要文化財50m。そのうえで、「同じ敷地内の住居は対象外」「給油取扱所には保安距離の規定がない」という例外をセットにします。詳しくは「乙4の保安距離と保有空地の違い」。

覚え方2:「数え方」の問題は手を動かす

法令には、日付や期間の数え方を問う問題があります。頭の中で覚えるより、一度紙に書いて数えると定着します。

製造所等で危険物の取扱作業に従事し続けている人が、2026年7月10日に保安講習を受けた。次の受講期限は?

次の受講は「受講日以後の最初の4月1日から3年以内」。2026年7月10日以後の最初の4月1日は2027年4月1日なので、期限は2030年3月31日です。受講日から単純に3年(2029年7月)と数えると間違えます。

覚え方3:「書いてあること」から考える

免状の手続きの問題は、免状に何が書いてあるかを考えると解けます。

書換えが必要なのは、氏名や本籍地の都道府県など免状に書いてあることが変わったときと、写真が撮影から10年を経過したときです。現住所や勤務先は免状に書かれていないので、引っ越しや転職では書換えは要りません。汚したり破ったりしたときは、書換えではなく「再交付」です。

法令の勉強の順番

  1. 指定数量と倍数計算:倍数計算の問題の土台(指定数量の記事)
  2. 第4類の品名:指定数量の表とつながる(第4類の品名の覚え方)
  3. 製造所等の区分と保安距離・保有空地(保安距離と保有空地)
  4. 危険物取扱者と免状、保安講習、保安体制
  5. 定期点検、貯蔵・取扱い・運搬の基準

1〜3は表で覚える単元、4・5は「誰が・いつ・何を」の単元です。表の単元から固めると、数字の問題で点を積めます。

まとめ

  • 法令は15問中9問。数字は理由とセットで覚える
  • 期間の数え方は、紙に書いて数える
  • 免状の手続きは「免状に何が書いてあるか」から考える
  • 表で覚える単元(指定数量・品名・保安距離)から固める

再受験の進め方全体は「乙4の再受験で次こそ受かる進め方」に、科目別の立て直し方は「乙4に落ちた人へ」にまとめています。乙4の試験の概要は乙4のページで確認できます。

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